【タイトル】
交流活動&バッタ探し【本文】
「交流活動」 第二亀戸幼稚園では、地域の敬老会「亀戸親友会」と「亀戸喜楽会」の皆様と毎年交流を行っていますが、今年度は感染症対策のため、残念ながら中止となりました。 一緒に遊ぶことはできなくても、交流する機会はつくりたいと考え、敬老の日に向けて「マスクケース」を作ってプレゼントをすることにしました。 ゆり組のこどもたちは「前にけん玉で一緒に遊んだから、けん玉の絵を描いたよ」、「かぜひかないでねって書いておこう」と言いながら・・・ ばら組のこどもたちは「おばあちゃんはハートが好きなんだよ!」「お花も好きだよね」と自分のおばあちゃんのことを思い出しながら・・・ どちらの学年も、相手のことを思いながら、心をこめて絵を描く姿がありました。 先日、「亀戸親友会」と「亀戸喜楽会」の会長さんのご自宅にマスクケースをお届けすると、どちらの会も感染症対策のために、現在は集会を行うことができないので、会員の皆さんにすぐには渡せないけれど、いつか必ず渡しますねと言っていただきました。 また、こどもたちが描いた絵をにこにこしながら見てくださり「大切に使いますね。どうもありがとう」とおっしゃっていました。 お届けした時に撮影させていただいた会長さんの写真を廊下に飾ると、友達と一緒に嬉しそうに見たり、「ありがとうって言ってたって」と話したりしている姿がありました。 「バッタ探し」 幼稚園の園庭にはたくさんの虫がいます。 プランターの下に住んでいるアリやダンゴムシの他にも、時々遊びにくるトンボやチョウチョたち。 こどもたちは、虫を見付けると教師や友達に知らせたり、捕まえようとしたりしています。 本園の安田園長先生は、毎年、夏から秋にかけて、研修や会議で出張する時には、小さな虫かごと虫捕り網を持って出かけます。 なぜなら、出張先の学校の近くの公園で、バッタを捕まえるためです!! 捕まえたバッタは、こどもたちが虫探しをしたり、よく見たりできるように、園庭に放しています。 先日も「第三大島小学校に行ったから、小松川公園で捕まえてきたよ!」と立派なサイズのショウリョウバッタとトノサマバッタを捕まえてきてくれました。 先生たちが虫かごを覗くと、ビックリ!大きな体のバッタの上に小さなバッタがおんぶされています!! 「おんぶされているところを、こどもたちにも見せたい!」という先生たちの思いから、今回はすぐには逃がさずに、各学年、1日中じっくりとバッタを見て過ごしました。 翌日からは、バッタ探しが大流行!ばら組とゆり組の両学年のこどもたちが一緒に探しています。 その中で、年長児からバッタの掴み方や食べるものを教わったりする姿も見られます。 季節ならではの遊びや、小さな命との触れ合いをたくさん経験できるようにしています。 今回紹介した、2つの出来事を通して、こどもたちは ○相手の気持ちを考える ○「ありがとう」と言われる嬉しさを感じる ○自然にたっぷりと触れる ことを経験をしました。 これらは、江東区教育委員会の「就学前教育スタンダード」の中にある「幼児期に必ず体験する内容」です。 「就学前教育スタンダード」についてはこちらをご覧ください。【添付ファイル】
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