【タイトル】
木工教室【本文】
本園では、特色ある教育活動として、毎年年長組に『木工教室』を行っています。 亀戸6丁目にある“東京木工所”の皆様を講師にお迎えし 釘や金槌を使って、自分だけの“宝箱”を作ります。 この活動は、なんと30年以上も続いているそうです!! もしかしたら、保護者の皆様の中にも、経験されたことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか!? 木工教室の1週間前から “東京木工所”からいただいてきた、練習用の板を使って 担任の先生の指導の下、釘打ちの練習を繰り返し行ってきました。 『木工教室』当日・・・ 講師の“東京木工所”の先生たちと挨拶をした後 先生方が毎日頃使っている、のこぎりや鉋、やすりや電動ドリルなど、本物の工具を見せてもらいました。 実際に工具を使っているところを見せていただくと のこぎりを使って、あっという間に木片が切れる様子にみんなびっくりしていました。 本物の工具や本物の技を見て、こどもたちの意欲が更に高まりました。 その後は、宝箱の作り方を聞きます。 作る手順、必要な材料の板の数など、どの子も真剣に話を聞いている姿が印象的でした。 いよいよ“宝箱”を作ります。 自分で必要な分の板を準備して、ボンドや釘、金槌を使って作っていきます。 途中で釘が曲がってしまったり、作り方が分からなくなってしまった時には 先生たちが、優しく教えてくださいます。 箱が完成すると、蓋の蝶番を電動ドリルでつけてもらいました。 今日はここまでで終わりでしたが、 この後は紙やすりで箱の角を削って、色を塗り、絵を描いて 自分だけの“宝箱”を完成させる予定です。 どんな“宝箱”ができるか楽しみですね!! みんなでお礼を伝えて『木工教室』が終わり、 先生たちとお別れの時、 自分が作った“宝箱”を、先生に嬉しそうに見せている姿がありました。 「また来てね!」「どうもありがとう」など 自然に言葉を交わす姿を見て、とても嬉しく思いました。 “東京木工所”の先生方からも 「こどもたちから パワーをもらいました!」と言っていただきました。 今回の活動では『就学前教育スタンダード』の ○自分でよく考える ○十分に試したり工夫したりする ○数や文字などに関心をもつ ○いろいろな表現を楽しむ などを経験することができました。 第二亀戸幼稚園ならではの、地域と連携した教育活動である『木工教室』を これからも、続けていきたいとあらためて思いました。 「これからも!」と言えば・・・ ゆり組さんがホールで楽しそうに何かを作っていることに気が付いたばら組さんたちが 木工教室の途中で先生と一緒に見に来ました! 「何やってるの?」と興味津々でやってきたのですが 電動ドリルの大きな音にビックリ!! でも、大きな音がしても、箱が動かないよう真剣に箱を抑えているゆり組さんを見て 「ゆり組さんってすごい!」「ぼくたちもゆり組さんになったらできる?」 と、年長児に憧れの気持ちをもち、自分たちもやってみたくなりました。 年長児の刺激を受けながら、年中児の世界も広がっていくのですね! 来年の『木工教室』が、今から楽しみです。【添付ファイル】
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