【タイトル】

年中組と年長組

【本文】

 6月から始まった分散登園。今週から半分ずつですが、年中組と年長組の登園日が一緒になりました!  年中組は、年長組のお兄さん、お姉さんのことが気になって、お部屋を覗きに行ったり、使っている物が気になって真似してやってみようとする姿があります。  年長組は、突然遊びに入ってくる年中組さんに驚いて、困った顔をしながらも、優しく関わろうとしている姿が見られます。    先日、初めての誕生会がありました。今年度は密を避けるため、学年ごとに、半分の人数でお祝いをします。  登園後、年長組がホールで誕生会を行っていると、早速気になった年中組が覗きにやってきました。  誕生会は、お家の人と一緒にインタビューを受けたり、園長先生からプレゼントの絵本をもらったりして、みんなで大きくなったことをお祝いする会です。    会の中には、園長先生の「お楽しみ」読み聞かせの時間もあります。    実際に年長組さんがやっていることを見て、楽しそうな雰囲気を感じたことで、年中組のこどもたちも誕生会に期待をもって参加することができました。      また、前日に行われた身体測定では、年長組さんが計測しているところを見せてもらいました。    幼稚園の身体測定では、お家では見たことがないような大きな体重計と身長計を使って計測をします。計測をするために、服を脱いで裸になったり、脱いだ服をたたんだり、年中組にとっては初めてのことがいっぱいある活動です。  もちろん担任の先生も ”何のために身体測定をするのか” ”どんなことをするのか” を丁寧に話したり、難しかったら先生が助けにいくことを伝えて、安心できるようにしています。  事前に年長組の活動を見ていたこどもたちは「知ってるよ(脱いだ)靴下はここに入れるんだよ」「洋服はここ(椅子の上)に、おくんだよ」と意欲的に取り組む姿が見られました。  今回はドキドキして洋服を脱ぐことは難しかった子もいましたが、友達がしている姿を見て、次回は「やってみようかな」と思ったことでしょう。    年長組のこどもたちも、年中組と一緒に過ごすようになったことで、相手に優しく教えようしたり、自分たちの成長を感じたりする機会が増えました。  私たち教師も、年中組と年長組が一緒に生活や遊びを楽しめる環境があることの大切さを、あらためて感じ、幼稚園生活が始まったことを嬉しく思いました。


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