【タイトル】

ジャガイモパーティー!

【本文】

年長ゆり組が、自分たちで育てたジャガイモを使って調理活動をしました。 ゆり組は包丁を使って、ジャガイモを切りました。 包丁を安全に使うための約束事を聞き、まずは先生が包丁で切るところを見ました。 そしていよいよ自分たちでも切ってみました! 左手(利き手と反対側の手)でジャガイモを押さえますが、指を切ってしまわないように″ネコの手”にします。 そして、ゆっくりと、慎重に切っていきます。   何度も切っていくうちに、包丁の使い方に慣れ、うまく切れるようになってきました。 順番を待っている人は友達が切る様子をよく見ています。 年中ばら組も見に来ました。 危険のないよう、そーっと来て、静かに見ています。 「ゆり組さん、すごいなぁ…」   ジャガイモを切り終えたら、ホットプレートで焼くためにジャガイモをみんなで並べました。 その後の調理は先生たちにおまかせしました。 「いい匂いがしてきた!」 匂いに誘われて、焼いているところを見に来る子もいました。 「早く食べたいなぁ」   焼けたらバターと塩で味付けをして、みんなで会食です! 先生から、弁当箱のふたにのせてもらいました。   「おいしい!」 「全部食べたよ!」 「おかわりください!」 と、全部食べることができた子がほとんどでした。 初めて食べることができた子もいたようです。 自分たちで育てて、調理をしたものは、やはり格別ですね。   園長先生にも食べてもらいたいので、ゆり組の4人が代表で、小学校の校長室へ届けに行きました。 「校長室はどこかな?」と小学校の校舎をキョロキョロしながら校長室を探して歩き、2階の職員室を見つけ、「きっとここだ!」と、入ってみました。 無事、校長室に到着です。 「失礼します。ジャガバターを届けに来ました。」 校長室の椅子に座らせてもらい、園長先生に、ジャガイモを自分たちで切ったことを報告しました。 初めて入る校長室。かわいらしい人形もたくさんあり、興味津々で見ていました。   幼稚園で、こうして自分たちで栽培したものを収穫し、調理して食べる体験を通して、食べ物への興味や関心をもち、初めて食べる物や苦手な物も食べてみようとする気持ちにつながります。 そして、「おいしい!」と感じたり、食べることができたうれしさや、また食べてみようとする気持ちにつながったりします。 幼児期のこどもたちにとって、このような直接的な体験はとても大切ですね。 今日のこどもたちの姿から、改めて感じました。


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