カテゴリ:生活や行事の様子
観劇会

本園の“特色ある教育活動”と、父母の会が共催で行う‘’観劇会‘’

昨年度は感染症対策の為、残念ながら中止となりました。

今年は、父母の会の皆様と相談して、人形劇を2回公演にしていただき

座席を離して、密にならずに楽しめるようにしました。

 

 

人形劇団「コパン」の方たちによる

「3びきのヤギのガラガラドン」が始まると

お話しの世界に引き込まれていくこどもたち

ちいさいヤギや、ちゅうくらいのヤギが出てくると

音楽に合わせて身体をゆすったり

繰り返しの言葉を言ったり、楽しんでいる姿が見られました。

 

けれどもお話しが進むにつれ、大きなヤギのガラガラドンが出てくると

大きな声なしゃがれ声にちょっぴりドキドキ・・・

その後には、橋の下に住んでいるトロルが登場します!

さっきの大きいヤギのガラガラドンより、さらに大きな声と乱暴なしゃべり方に

場内の楽しかった雰囲気が一転します。

「怖くなってきたよ~」と泣き出す子や

隣の友達にぴったりとくっつく子もいました。

不安になった子は安心できる先生のそばに移動して

再びお話しの世界に戻ります。

 

大きいヤギのガラガラドンとトロルが戦う場面では

「がんばれ~」「トロルが後ろに来てる~」と

大きいヤギのガラガラドンを応援するこどもたち!

無事に戦いを終えて、3匹のヤギが山に登って草を食べ終わると

お腹が大きくなったガラガラドンたちの様子に

今度は笑い声があふれました。

 

最後に「コパン」の方たちがこどもたちの前に出てきてくださると

年長さんは「2人しかいないよ!」とまたまたびっくりしていました。

いつも遊んでいるホールが素敵な人形劇場に変わり

友達や先生と一緒に、お話しの世界に入って

楽しんだり、怖がったり、喜んだり、怒ったりしたことは

こどもたちにとって、とても充実した時間だったようです。

「あ~楽しかった」「ちょっと怖かったけど、面白かったね」

など、自分が感じたことを教師や友達に伝える姿が多く観られました。

 

翌日、年中組では早速‘’ガラガラドンごっこ‘’が始まりました。

年長組は、こども会の活動へとつながっています。

 

幼稚園では、今後も感染症対策を行いながら

心を揺さぶられる体験を通して

こどもたちの豊かな感性を育めるよう

教育活動を行ってまいりたいと思います。

 

就学前教育スタンダード

【豊かな感性と表現】いろいろな表現を楽しむ

【言葉による伝え合い】楽しく話したりよく聴いたりする

公開日:2021年11月12日 16:00:00
更新日:2021年11月12日 19:06:40